ご無沙汰をいたしました。約2年間をかけて取り組みました『明治・大正・昭和・平成 芸能文化史事典』が東京堂出版から発行になりました。
明治元年(1868)から令和元年(2019)までの150年余りの間に、どんなトピックスが芸能の分野で起きたか、を一冊にまとめた「芸能の通史」です。
歌舞伎、人形浄瑠璃、落語などの古典芸能をはじめ、翻訳劇、新劇、ミュージカル、映画、新派、新国劇、音楽など多岐な分野にわたる芸能について、400を超える項目について触れ、登場人物は2,300名以上、B5版で560ページ、原稿用紙に換算して約1,800枚、重さ1.5キロの大作になりました。
写真も200点以上を使用したため、定価が18,000円(税抜き)と高額な書籍になってしまいましたが、次の世代で芸能を研究する方々への参考にもなれば、との想いでおります。
そうした性質もあり、お近くの図書館へお出かけの折がございましたら、ぜひ「リクエスト」をいただければ幸いです。
年末の慌ただしい時期のお知らせとなりましたことをお許しください。