You tube の「劇団はにまろん」のご依頼で、榎本滋民(えのもと・しげたみ)作の『同期の桜』を潤色・演出し、約30分の朗読劇にしました。
この作品は昭和42年、「新国劇」のために書かれ、二枚看板の島田正吾・辰巳柳太郎の主演で好評を博した作品です。ただ、4時間に及ぶ大作で、それを今回は5人の若手・中堅が演じるため、大幅な改稿をご遺族の許可を得て施し、「ZOOM」で撮影・編集したものです。
明日、8月15日は終戦記念日。戦争を知らない世代が圧倒的に多い今だからこそ、こうした物に触れてみていただくのもよろしいのではないでしょうか。わが身を捨てて日本を守るために特攻に赴く若き兵士たちの姿には、コロナ禍の中で、わが身を顧みず懸命の治療に当たる医療従事者の方々と重なる部分もあります。
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